東芝、東電から次世代監視制御システムを受注

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東芝<6502>は22日、東京電力<9501>から送電線や変電所などの送配電設備を監視制御する給電所および制御所に納入する、次世代監視制御システムを受注したと発表した。18年から順次納入する予定。

 今回受注したのは、地方送配電系統の運用と遠方制御にかかわる設備監視を一貫して実施するシステム一式。給電所10カ所および制御所56カ所を更新対象としている。従来、各給電所・制御所に設置されていたサーバー群をサーバー拠点へ統合、現在の業務品質を維持しながら、基幹系統から配電系統まで一貫した監視制御業務を可能にする。また、従来拠点ごとに取っていたバックアップを一元管理できるほか、保守費用の削減にも貢献するという。

 22日の終値は、前週末比8.8円高の208.8円。

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