東芝、量研機構と重粒子線がん治療装置向け腫瘍追跡技術を開発

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東芝<6502>は26日、量子科学技術研究開発機構(量研機構)と、重粒子線がん治療装置向けの腫瘍(しゅよう)追跡技術を開発したと発表した。

 同技術では、コンピューターによる学習機能を用いた画像認識を利用することで、体内に金属のマーカーを埋め込むことなく、呼吸に伴って動く腫瘍を含む領域を特定し、誤差1ミリメートル程度の精度で腫瘍の位置を追跡するという。同社では、同技術を搭載したシステムについて、来年度の製品化を目指す方針。

 26日の終値は、前週末比9.3円安の310.7円。

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