楽天、欧州事業を見直し、フランスとドイツに投資を集中

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楽天<4755>は8日、欧州事業を見直し、今後、フランスとドイツに投資を集中、英国とスペインは拠点の閉鎖などを行うと発表した。

 同社は、フランスとドイツにおけるマーケットプレイス型EC(電子商取引)事業に十分な事業規模と持続的な成長の可能性があると判断、投資を集中する。一方で、英国マーケットプレイスとケンブリッジの拠点、スペインのマーケットプレイスとバルセロナの拠点を閉鎖予定。また、オーストリアのマーケットプレイスも閉鎖し、オーストリア国内の出店者とユーザーに対しては、ドイツのマーケットプレイスからサービスを提供する予定。ウィーンの拠点も閉鎖予定としている。

 同社では、地域の従業員との話し合いや各国の法律上の手続きの完了を条件として、該当するマーケットプレイスおよびウェブサイトを本年8月末までに閉鎖する予定。

 8日の終値は、前日比2円高の1187円。

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