武田薬、ポリオ根絶支援で米ビルゲイツ財団から助成金を受領

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武田薬品工業<4502>は9日、発展途上国におけるポリオ根絶を目指し、米国のビル&メリンダ・ゲイツ財団と事業提携契約を締結、同財団からの3800万ドル(約40億円)の資金助成を受け、少なくとも年間5000万本を製造し、70以上の発展途上国へ供給すると発表した。

 この取り組みは昨年9月に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)に沿ったもので。同社は、資金助成により革新的なワクチン製造の基盤技術を強化し、安全かつ有効なセービン株不活化ポリオワクチンの開発を進め、承認を取得し、Gavi(ワクチンと予防接種のための世界同盟)の援助を受けている発展途上国に対し、少なくとも年間5千万本のワクチンを入手可能な価格で供給する計画。

 9日の終値は、前週末比76円高の5207円。

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