竹内製作が続伸、16年2月期連結決算は大幅増収増益、期末配当を増配

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竹内製作所<6432>が3日続伸、一時前週末比95円高の1481円まで買われた。8日引け後、16年2月期連結決算を発表、大幅増収増益で着地した。さらに、期末配当予想を引き上げ、自社株買いも発表した。

 16年2月決算は営業利益162億2200万円(前期比53.1%増)、純利益97億800万円(同26.2%増)となった。米国および欧州とも販売促進の強化や需要が増加した。さらに、原価低減や売上高の増加による固定費率の減少および円安により外貨建売上の円換算額が増加し利益率が改善した。

 期末一括配当は前回予想の18円を22円に引き上げた。15年9月に1株を3株に分割しているため、実質的な1株あたりの配当は前期の27円に比べて39円増配の66円となる。

 自社株買いは、125万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.55%)・25億円を上限に取得期間は4月11日から8月31日。

 17年2月期業績予想は営業利益123億円(前期比24.2%減)、純利益77億円(同20.7%減)を見込んでいる。欧州向け建設機械の販売台数の減少および外国為替レートが円高になることを織り込んだ。

 11日の終値は、前週末比34円高の1420円。

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