第一三共、虚血性心不全の細胞治療薬のライセンス契約を締結

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第一三共<4568>は10日、英CTLが開発中の虚血性心不全の細胞治療薬Heartcelについて、日本における開発および販売の独占的実施権をCTLから許諾するライセンス契約を締結したと発表した。

 Heartcelは、CTLが独自に開発した手法により新規に作成された他家細胞(提供者からの細胞を加工・培養・保管する)治療薬。Heartcelを心筋に投与することで、虚血性心不全に対する治療効果が期待される。日本での開発および販売は第一三共が実施し、治験用および商用生産はCTLが実施する。また、第一三共はCTLへ契約一時金、各種マイルストーン、販売ロイヤルティーを支払う。

 10日の終値は、前日比99円高の2739円。

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