GMOが反落、野村は連結営業利益予想を上方修正

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GMOインターネット<9449>が反落。野村証券では8月31日付で、投資判断「Buy」(買い)を継続、目標株価は1700円から1960円に引き上げている。

 目標株価1960円への引き上げは、算定根拠となる適用PERが中期利益成長に対する考え方が変わらないことから24倍に据え置いた一方で、17年12月期予想基準連結1株利益81.5円と従来予想と比べて約15%引き上げたことが反映されている。推奨理由として、(1)16年7‐9月から販売を開始した「.shop」による収益貢献(2)17年12月期のCtoCハンドメイドマーケット「minne」の損益改善(3)中期で期待できる決済事業の持続的な高い成長――の3点を挙げている。

 同証券では連結営業利益予想を上方修正、16年12月期172億7000万円(前期比16.6%増、従来156億円、会社側計画は165億円)、17年12月期196億円(従来177億円)、18年12月期223億7000万円(同194億円)と試算。期待がもてるのは「.shop」であり、(1)7月2日から商標権者向けに販売され(2)9月2日から優先登録オークション(3)9月27日から一般登録が開始される――としている。「.shop」の売上貢献は、16年12月期7億6000万円、17年12月期16億6000万円、18年12月期に24億8000万円を見込んでおり、今後の動向に注目したいとしている。

 1日終値は前日比36円安の1462円。

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