LINE、三菱UFJモルガンは目標株価4700円でカバー開始

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LINE<3938>が4日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では8日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)、目標株価4700円でカバーを開始している。

エクイティストーリーとして、「日本で最も多くのスマホユーザーが利用するアプリであるLINEで、2016年6月から本格的にスタートした運用型広告がけん引する収益拡大シナリオの実現」を挙げている。運用型広告では、リターゲティング広告の導入などによって、クリックレートが1%超になると同証券では想定している。

LINEでは、ネット媒体での広告収益がキーだが、日本では類似企業として、ヤフー<4689>があり、ヤフーの検索連動広告における成長ステージ(05年3月期-09年3月期)での収益拡大期待と同等の拡大期待を織り込むと考えるとコメントしている。カタリストは運用型広告を中心に、LINE広告の売上高が同証券予想を上回る伸びを示すことを挙げている。

同証券では連結営業利益について、16年12月期203億8000万円(前期は95億2400万円の赤字、会社側計画は非開示)、17年12月期298億8000万円、18年12月期327億4000万円と試算している。

9日の終値は、前日比235円高の4310円。

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