LIXILGが3日続落、三菱UFJモルガン「収益改善スピードが鈍化」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

LIXILグループ<5938>が3日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では12日付で、レーティングを「オーバーウエート」(強気)から「ニュートラル」(中立)に、目標株価を3180円から2150円に引き下げている。

 同証券では業績予想を下方修正、あわせて目標株価を2150円に引き下げている。従来に比べて収益改善スピードが鈍化している点に注目とコメント。(1)事業のグローバル化進展によって海外子会社の成長シナリオが現実化している(2)国内のリフォーム分野での競争力が高まっている(3)社長交代により成長ステージの変革が期待できる――といったポジティブな点に注目していたものの、今回の予想では当面は、「成長シナリオの実現」よりも「事業基盤強化」を優先する想定に変更することから、業績予想を下方修正するとしている。

 連結営業利益について、17年3月期580億円(今期からIFRS基準のため前期との比較はなし、従来956億円、会社側計画は560億円)、18年3月期700億円(従来1046億円)、19年3月期800億円と試算している。

 13日の終値は、前日比85円安の2017円。

関連記事

ページの先頭へ