NEC、阪大と脳型コンピューティング技術実現に向け共同研究所を開設

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NEC<6701>は4日、大阪大学の大阪大学吹田キャンパス内に「NECブレインインスパイヤードコンピューティング協働研究所」を開設し、脳科学の研究に基づく新しいコンピューティング(脳型コンピューティング)技術に関する共同研究を開始したと発表した。

 この研究所では、脳が持つ優れた環境適応力、認識力、判断力、ならびに高効率な消費電力性など、脳の特性に学ぶ新しい情報処理技術として「脳型コンピューティング」の研究を行う。

 さらに同社と大阪大学は、この研究所の開設により、情報通信研究機構の脳情報通信融合研究センターおよび理化学研究所の生命システム研究センターとのさらなる連携強化を通じて、新しい情報通信産業を創出する「脳情報科学活用型」産業イノベーション拠点を構築する。

 4日の終値は、前週末比2円安の272円。

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