OTS、胃がんに対する第1/2相臨床試験を終了、結果は良好

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オンコセラピー・サイエンス(OTS)<4564>が22日、同社が治験薬提供者として参加し、シンガポール・韓国および日本にて実施された、がんペプチドワクチンカクテル「OTSGC-A24」の胃がんに対する第1/2相臨床試験が終了し、主たる目的であった安全性および免疫誘導について良好な結果が確認されたと発表した。

 「OTSGC-A24」は、複数の胃がん特異的「オンコアンチゲン」由来のペプチドを用いたワクチンカクテルで、ゲノム包括的解析などにより見いだされた、胃がんに特異的腫瘍(しゅよう)抗原などを標的とするもの。今回の臨床試験の結果を踏まえ、ペプチドワクチンをはじめとしたがん免疫療法の開発を推進していく。なお、16年3月期業績への影響は判明次第、明らかにする。

 22日の終値は、前週末比17円高の330円。

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