SMBC日興は東エレクの目標株価を1万500円に引上げ

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東京エレクトロン<8035>が反発。SMBC日興証券では7日付で、投資判断を「2」(中立)から「1」(アウトパフォーム)に、目標株価を7500円から1万500円にそれぞれひき上げている。

 目標株価1万500円は現行株価に対して25%程度の上値余地があり、ファンダメンタルズ面では、(1)中・長期的にもNAND分野、とりわけ3D NAND関連投資が拡大基調をたどる可能性が高まっている(2)SoC関連投資も、10nmプロセス向けなどを中心に堅調を維持する可能性が高い(3)比重は低下も2016年以降にはFPD(フラットパネルディスプレー)関連装置の拡大も見込まれる――などSPEセクター内において優位なポジションにあると判断することを挙げている。3D NAND投資拡大時には、国内SPE企業では同社が最有力と考えるとコメントしている。

 同証券では業績予想を上方修正、連結営業利益について、17年3月期1300億円(前期比11.3%増、従来1080億円、会社側計画は1240億円)、18年3月期1500億円(従来1150億円)、19年3月期1620億円と試算している。

 8日の終値は、前日比158円高の8490円。

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