TOTOが反落、SMBC日興「高い評価に変わりはない」

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TOTO<5332>が反落。SMBC日興証券では7日付で、投資判断を「2」(中立)から「3」(アンダーパフォーム)に引き下げ、目標株価は3750円から4000円に引き上げている。

 同証券では業績予想を修正、あわせて目標株価を4000円に引き上げているものの、3日終値とのカイ離はマイナス5.3%とセクター平均のプラス12.5%を下回ることから、相対評価に基づき、投資判断を「3」に引き下げたとしている。

 足元では、競合他社の製品不良問題を受けて業績向上期待により株価が上昇しているものの、一過性要因であり、良好な第1四半期(16年4-6月)業績を確認後に反落する可能性があると予想。一方で、中期的には、リモデル事業と海外住設事業がけん引して営業最高益更新が続くとの高い評価に変わりはないとしている。

 同証券では連結営業利益について、17年3月期510億円(前期比10.5%増、従来550億円、会社側計画は510億円)、18年3月期550億円(従来470億円)、19年3月期600億円(同550億円)と試算している。

 8日の終値は、前日比70円安の4175円。

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