Wスコープが反落、岩井コスモはセパレーターのシェアが急拡大に注目

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ダブル・スコープ<6619>が反落。岩井コスモ証券では24日付で、投資判断を「A」(強気)から「B+」(やや強気)に引き下げ、目標株価は5000円から7150円に引き上げている。

 リチウム2次電池用セパレーターメーカーとして後発ながらコスト競争力と地の利を武器に、シェアが急拡大していることに注目しているという。足元の引き合いも強く、16年12月期第2四半期累計(1-6月)、通期業績予想が上方修正されたことも好材料としている。短期的に株価が急騰したことを受け、投資判断をいったん「B+」に引き下げるものの、中・長期での強気スタンスは不変としている。目標株価は16年12月期予想PER約40倍の7150円に設定されている。

 同証券では連結営業利益について、16年12月期30億円(前期比51%増、会社側計画は26億円)、17年12月期40億円と試算している。

 25日の終値は、前日比200円安の6370円。

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