米国株式市場:原油安や利上げを警戒、NYダウ続落、ナスダック反落

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23日の米国株式は、NYダウが前日比79.98ドル安の1万7502.59ドルと続落、ナスダック総合指数が同52.798ポイント安の4768.861ポイントと6日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億6247万株、ナスダック市場が16億9246万株だった。

 NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が1バレル=40ドル台を割り込んだことから、先行き不透明感が台頭し、売りが優勢となった。また、セントルイス連銀のブラード総裁が「4月に追加利上げの可能性はある」と発言したと報じられ、利上げリスクを警戒する動きが強まった。NYダウ採用銘柄では、ナイキやキャタピラー、シェブロンなどが下落率の上位に入っている。

 米シカゴ市場の日経平均先物円建て清算値は、23日大阪取引所の終値比20円安の1万6790円だった。

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