米国株式市場:貿易収支の悪化を嫌気、NYダウ・ナスダック続落

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

5日の米国株式は、続落した。NYダウが前日比133.68ドル安の1万7603.32ドル、ナスダック総合指数が同47.863ポイント安の4843.932ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が10億7353万株、ナスダック市場が16億8931万株だった。

 米商務省が発表した2月貿易収支は、季節調整済みで471億ドルの赤字で市場予想平均の462億ドルよりも悪かった。日欧の株式が下落したことも重しとなり、NYダウは一時150ドルを超える下げとなる場面もあった。その後に発表された3月ISM(米サプライマネジメント協会)非製造業景況指数は54.5で、市場予想平均の54.0を上回ったことから、下げ幅を縮小した。NYダウ採用銘柄では、シスコシテムズやユナイテッドヘルス、マイクロソフトなどが値下がり率の上位に入っている。

 米シカゴ市場の日経平均先物円建て清算値は、5日大阪取引所の終値比115円安の1万5615円だった。

関連記事

ページの先頭へ