米国株式市場:FOMCの利上げペース緩やかに、NYダウ4日続伸

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16日の米国株式は、NYダウが前日比74.23ドル高の1万7325.76ドルと4日続伸、ナスダック総合指数が同35.302ポイント高の4763.970ポイントと反発して取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が9億3976万株、ナスダック市場が17億4651万株だった。

 注目されたFOMC(米連邦公開市場委員会)は、政策金利の据え置きを決定。公表された参加者の政策金利見通しで、利上げ回数は従来の4回から2回に減少した。利上げのペースが緩やかになるとの見方から買いが優勢となり、NYダウは一時120ドルを超える上昇をみせる場面もあった。朝方に発表された2月米住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で117万8000件と市場予想平均の115万件を上回った。NYダウ採用銘柄では、キャタピラーやマイクロソフト、アップルなどが値上がり率上位に入った。

 米シカゴ市場の日経平均先物円建て清算値は、16日大阪取引所の終値比30円高の1万6840円だった。

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