パラベッドが上場来高値、三菱UFJモルガンは目標株価を5440円に引上げ

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パラマウントベッドホールディングス<7817>が3日続伸、280円高の4810円まで買われ、5月20日に付けた上場来高値4560円を更新した。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では3日付で、レーティングを「ニュートラル」(中立)から「オーバーウエート」(強気)に、目標株価を3490円から5440円にそれぞれ引き上げている。業績予想、目標株価算出に使用する決算期の19年3月期への変更とPERの修正に伴い、目標株価を5440円に引き上げるとしている。

 医療施設、高齢者施設、在宅向けベッド需要は、高齢化の進展に伴い、安定的な需要が今後も見込めるという見方は従来と同じで、新しいエクイティストーリーでは、主力のベッド製造販売事業からの安定的な収益に加えて、17年3月期以降は、海外やレンタル卸など、新規事業の収益への貢献が本格化し、18年3月期以降は営業利益で最高利益更新を予想している。IFISコンセンサスは同証券予想に比べ低い水準であり、同証券の新しいエクイティストーリーはまだ株価に十分に織り込まれていないと考えるとコメントしている。

 同証券では連結営業利益について、17年3月期112億円(前期比15.9%増、従来108億円、会社側計画は107億円)、18年3月期125億円(従来116億円)、19年3月期133億円と試算している。

 6日の終値は、前週末比255円高の4785円。

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