フロイント、岩井コスモは目標株価2000円でカバーを開始

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フロイント産業<6312>が反発、一時88円高の1707円まで買われ、7月25日に付けた年初来高値1666円を更新した。岩井コスモ証券では27日付で、投資判断「A」(強気)、目標株価2000円でカバーを開始している。

評価ポイントとして、(1)医薬品生産を行う特殊機械メーカーとして国内外でトップクラスの企業であり、現在は増産投資を続ける国内ジェネリック医薬品メーカーからの案件が業績を押し上げている(2)国内の案件が増加中。既にフル生産が続いており、北米の採算が良い案件増加、期初計画に含まれない新製品の売上が寄与し、17年2月期業績は会社側計画を上ブレる可能性が高い(3)高齢化社会や医療費削減を背景としたジェネリック医薬品の増産投資は18年2月期から19年2月期までの成長材料になりそう(4)数年後にジェネリック医薬品の増産特需が終了したあとの対策も準備している――などの4点を挙げている。

同証券では連結営業利益について、17年2月期21億円(前期比56%増、会社側計画は19億円)、18年2月期25億円と試算している。

28日の終値は、前日比51円高の1670円。

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