ラウンドワンが4日ぶり反発、ボウリング売上4年超ぶり増収転換

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レジャー複合施設を展開するラウンドワン<4680>が4日ぶりに反発し、4日に付けた年初来高値(845円)の奪回をうかがう情勢となった。7日に発表した6月既存店売上で、主力のボウリング部門が4年3カ月ぶりに前年同月を上回った。

 6月は総売上が前年同月比5.1%増となり、うちボウリングは同4.0%増だった。ボウリングの既存店売上がプラスとなるのは実に2012年3月以来。「2月あたりから底打ち感があり、その後もトレンドを維持している」(ラウンドワンIR担当者)。

 このほか、4月に導入した「艦これアーケード」が引き続き好調なアミューズメント(ゲームセンター)部門は同9.6%増と大幅に伸びた。風営法改正に伴う未成年者の入店時間規制の緩和も追い風となった可能性がある。

 不振続きのボウリング部門の売上好転を受け、改めて同社株への関心が高まっている。8日は一時前日比47円高の834円まで買われ、東証1部の値上がり率上位に浮上した。

 8日の終値は、前日比44円高の831円。

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