川重、韓国のセメント会社からセメント排熱発電設備を受注

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川崎重工業<7012>は27日、韓国最大手のセメント会社である雙龍洋灰工業から東海工場向けにセメント排熱発電設備を受注したと発表した。

 今回受注したセメント排熱発電設備は、セメント製造の焼成工程において発生する排ガスの熱を回収して発電を行う排熱回収ボイラー10缶と蒸気タービン発電設備1基などで構成され、同社はプラント全体のエンジニアリング、排熱回収ボイラーや蒸気タービン、制御装置などの供給、客先供給機器の基本設計および工事・試運転の技術指導を担当する。発電出力はセメント排熱発電設備として世界最大規模の43.5MWで、19年春の稼働開始を予定している。

 27日の終値は、前日比1円高の313円。

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