大塚HDが続伸、野村は業績予想を上方修正

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大塚ホールディングス<4578>が続伸。野村証券では22日付で、投資判断「ニュートラル」(中立)を継続、目標株価は4000円から4300円に引き上げている。

 同証券では、主力2剤のRexultiとAbilify Maintenaの立ち上がりが順調なため、業績予想を上方修正。コスト削減も順調であり、18年12月期に向けて増益基調の確度は高まったものの(1)18年12月期中期経営計画目標を大きく下回る予想のほか(2)同証券予想は日経QUICKコンセンサス予想も下回る――などとし、DCF評価による妥当株価を4300円に引き上げるものの、業績改善はすでに株価に織り込み済みと考えると指摘している。

 同証券では連結営業利益について、16年12月期731億円(前期比51.8%減、従来705億円、会社側計画は700億円)、17年12月期963億円(従来928億円)、18年12月期1213億円(同1037億円)と試算している。

 23日の終値は、前日比59円高の4129円。

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