戸田建設、三菱UFJモルガン証は業績予想を上方修正

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戸田建設<1860>が6日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では19日付で、レーティング「ニュートラル」(中立)を継続、目標株価は510円から580円に引き上げている。

同証券では、17年3月期第1四半期(16年4-6月)決算を受けて業績予想を上方修正。あわせて目標株価を580円に引き上げている。連結営業利益について、17年3月期210億円(前期比2.9%減、従来195億円、会社側計画は185億円)、18年3月期235億円(従来220億円)、19年3月期250億円(同235億円)と試算。第1四半期決算は想定以上にポジティブな決算であったと認識、その原動力となったのは建築マージン改善と指摘している。

第1四半期の建築マージン改善には過年度に受注した案件にかかわる追加工事などの一過性要因が含まれていると推察されることから、第2四半期(16年7-9月)以降の決算に関しては、建築マージンは低下すると予想。半面、前回予想時に対しては同証券マージン予想を引き上げるとしている。同証券では、受注時の採算管理徹底効果と建設物価の落ち着きによって建築マージンは10%超の水準を安定的に計上できると予想している。

22日の終値は、前週末比19円高の529円。

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