関西電力が反落、SMBC日興は業績・配当予想を下方修正

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関西電力<9503>が反落。SMBC日興証券では14日付で、投資判断を「1」(アウトパフォーム)から「2」(中立)に、目標株価を1600円から1000円に引き下げている。

 同証券では、足元の事業環境を考慮し、業績・配当予想を下方修正。16年3月期実績確定により、バリュエーション基準年度を18年3月期から19年3月期に変更し、目標株価を1000円に引き下げている。主な下方修正要因として、(1)低圧自由化などを背景とした競争激化による販売数量および粗利の下ブレ(2)システム委託費やスマートメーター設置費用、年金数理差異償却など諸経費の増額――を挙げている。

 同証券では連結営業利益について、17年3月期1673億円(前期比34.8%減、従来2500億円、会社側計画は非開示)、18年3月期1225億円(従来2700億円)、19年3月期1622億円と試算。配当は、17年3月期5円(従来30円)、18年3月期10円(同40円)と予想している。

 15日の終値は、前日比57.8円安の968.2円。

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