エービーシー・マート<2670>が反落。大和証券では７日付で、投資判断「２」（アウトパフォーム）を継続、目標株価は７６００円から７２００円に引き下げている。
６日に、１７年２月期第１四半期（１６年３－５月）連結業績を発表。前年同期比４．５％増収、営業利益は同７．９％増の１４３億５０００万円と良好な数値での通過となった。同証券では、「詳細な開示はないが、会社計画を上回ったもよう」とし、「今期は、生活圏に見合った価格帯の商品提案を強化、５月以降、地方郊外の売上高が改善傾向。６月もインバウンド（訪日外国人観光客）苦戦により都心部が落ち込むが、地方郊外がプラスとなり、客数のマイナス幅が縮小した」とコメントしている。
同証券では連結営業利益について、１７年２月期４３９億円（前期比６％増、会社側計画は４２７億円）、１８年２月期４７３億円、１９年２月期５０６億円と試算。目標株価７２００円は、１８年２月期同証券予想連結１株利益３８０．５円をベースにＰＥＲ１９倍から算出されている。
８日の終値は、前日比２９０円安の６６１０円。
