オリックス、米国最大手LIHTCシンジケーターを買収

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オリックス<8591>は11日、米国現地法人を通じて米国最大手LIHTCシンジケーターのBoston Financial Investment Management(BFIM)の発行済み株式のすべてを取得したと発表した。

 LIHTCシンジケーターは、低所得者向け賃貸住宅供給開発業者に付与される税額控除(LIHTC)の権利を売却し資金調達を図る住宅開発業者と、権利を取得することによって税メリットを享受したい投資家のニーズを引き合わせ、自社の組成ファンドを介して運用を行う業者。

 BFIMはこれまでに100億ドル以上におよぶ機関投資家の資金をもとにファンドを組成し、2200以上の低所得者住宅への投資実績を誇り、15年末現在で約78億ドルの預かり資産管理残高を有している。

 11日の終値は、前週末比58.5円高の1309.5円。

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