【銘柄】イズミ、SMBC日興は「17年2月期決算ポジティブな印象」

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イズミ<8273>が6日ぶりに反発。SMBC日興証券では11日付で、投資判断「1」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は5300円から5500円に引き上げている。

 11日に、17年2月期第2四半期(16年3-8月)決算を発表。営業利益は同証券予想、会社側計画を上回りポジティブな印象とコメント。熊本地震を機に同社店舗に来店した顧客の固定化が図れていること、百貨店からのシェア獲得をけん引した節約志向は下期も続くとみることから、下期も既存店売上高は好調を維持すると同証券では予想。懸念材料の子会社の業績も徐々に改善が進んでおり、同証券では従来業績予想を小幅上方修正し、あわせて目標株価を5500円に引き上げるとしている。

 連結営業利益について、17年2月期352億円(前期比10.3%増、従来347億円、会社側計画は347億円)、18年2月期390億円(従来385億円)、19年2月期423億円(同418億円)と試算。熊本地震で被災したショッピングセンター2店は下期に大型改装を実施予定のほか、ユアーズの店舗は居抜きで「ゆめタウン南行徳」を出店予定にあり、経費が5億円前後増加すると同証券ではみており、これを上方修正の要因として挙げている。

 12日の終値は、前日比165円高の4455円。

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