【銘柄】7&iHD、野村証は「下ブレ余地は限定的」

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セブン&アイ・ホールディングス(7&iHD)<3382>が3日続落。野村証券では10日付で、投資判断「Buy」(買い)を継続、目標株価は5400円から5200円に引き下げている。

 新体制で「選択と集中」を掲げたポートフォリオ経営を進めており、17年2月期会社側予想や中期計画は現実的であり、下ブレ余地は限定的とコメント。不動産価値を起点にしたイトーヨーカ堂やそごう西武の再建計画も妥当である一方、コンビニの成長戦略は迫力不足な印象で、成長性や革新性の向上が最重要課題であると指摘している。同証券業績予想や目標株価は、コンビニ中心に小幅引き下げも、短期・中期業績とも会社側計画の達成を見込み、18年2月期は増益加速、資本効率も徐々に上昇する見通しとしている。

 同証券では連結営業利益について、17年2月期3550億円(前期比0.7%増、従来3720億円、会社側計画は3530億円)、18年2月期3850億円(従来3970億円)、19年2月期4165億円(同4320億円)と試算している。

 11日の終値は、前週末比115円安の4466円。

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