ニコン、3Dプリンターを手掛ける米国ベンチャー企業へ出資

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ニコン<7731>は16日、産業機器事業の強化の一環として革新的な技術で3Dプリンターを手掛けるベンチャー企業、Carbon3D(米国カリフォルニア州)に対して優先株の増資を引き受け、1000万ドル(約10億円)を出資したと発表した。

 Carbon3Dは独自造形技術であるCLIPを自社開発し、従来方式を超える造形速度、造形物の剛性と機械特性および表面平滑性を実現している。今回の出資により、同社では産業における開発、試作、生産といった一連のものづくりにかかわる分野における多様なソリューション提供を目的に、産業機器にかかわる事業領域の拡大を目指す。

 16日の終値は、前日比4円安の1491円。

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