パナソニック<6752>は２９日、カード型デバイスやウエアラブル端末などに適した、厚み０．５５ミリのフレキシブルリチウムイオン電池を開発したと発表した。同電池は、曲げ半径Ｒ２５ミリ、ねじり角２５度でくり返し曲げたりねじったりしても性能を維持できる。
同電池は、カード向け規格以上の曲げ・ねじり耐性を有している。スマートカードやカードキーなどの電池駆動のカード型デバイスや、身体ちょう付型デバイス、スマートウエアなど、頻繁に曲げ・ねじりの力が加わる機器でも電池性能を維持する。１０月下旬からサンプル出荷を行う予定で、今後、量産化に向けた開発を進めるとともに、電池のさらなる薄型化に向けても開発を進めていき、カード型デバイス・ウエアラブル端末などのさまざまなＩｏＴ関連商品に提案していく。
２９日の終値は、前日比２９．５円高の１０３７．５円。
