ファーストリテが反発、大和証は目標株価を2万9000円に引き下げ

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ファーストリテイリング<9983>が反発。大和証券では8日付で、投資判断「3」(中立)を継続、目標株価は3万8000円から2万9000円に引き下げている。

 7日に、16年8月期連結業績見通しの下方修正を発表。同証券では「減額幅も大きくネガティブ」とし、引き続き国内外ユニクロ事業の復調、米国の収益改善が課題であるとコメントしている。目標株価2万9000円は、17年8月期同証券予想連結1株利益1025.9円をベースに、PER28-29倍で算出、小売りセクター平均約22倍に従来と同様、約30%のプレミアムが加算されている。

 同証券では業績予想を下方修正。連結営業利益について、16年8月期1154億円(前期比30%減、従来1720億円、会社側計画は1200億円)、17年8月期1670億円(従来2045億円)、18年8月期1984億円(同2312億円)と試算している。

 11日の終値は、前週末比205円高の2万6815円。

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