持田製薬<4534>は18日、味の素<2802>傘下の味の素製薬が国内で慢性便秘症治療薬として開発中の「AJG533」について、共同開発および共同販売に関する契約を締結したと発表した。
「AJG533」は、スウェーデンのアルビレオ社から導入した新たな作用メカニズムをもつ経口便秘薬で、国内では慢性便秘症を対象とした第33相臨床試験ならびに長期投与試験を実施している。今回の契約により、両社はAJG533の開発を共同で行い、味の素製薬の製造販売承認取得後、日本国内で両社が同一製品名で共同販売を行う。
18日の終値は、持田薬が前日比230円安の7820円、味の素は同48円安の2718.5円。