7&iHD、SMBC日興証は「18年2月期増益の確度が高まった」

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セブン&アイ・ホールディングス<3382>が小動き。SMBC日興証券では9月30日付で、投資判断「1」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は6000円から5500円に引き下げている。

 9月30日に、17年2月期第2四半期累計(16年3-8月)・通期会社側計画の下方修正、イトーヨーカ堂、そごう、西武の減損損失計上が発表されている。同証券では、(1)会社側計画から逆算した第2四半期(16年6-8月)連結営業利益は好調に推移したと見込まれるほか(2)イトーヨーカ堂の在庫処分、イトーヨーカ堂とそごう、西武の大規模な減損損失計上は構造改革への決意を示唆すること――から、印象はポジティブとし、18年2月期増益の確度が高まったと考えるとコメント。

 最近の業績動向を踏まえて同証券業績予想を下方修正しているものの、会社側計画は超過達成可能と予想している。同証券では連結営業利益について、17年2月期3570億円(前期比1.3%増、従来3970億円、会社側計画は3530億円)、18年2月期3860億円(従来4315億円)、19年2月期4150億円と試算している。

 3日の終値は、前週末比1円安の4756円。

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